ドクター・キリコ診察室

ネットという世界では、悩み事など相談しやすい部分もあります。それが生きるか死ぬかの悩み事というのも珍しくは無いのかもしれません。

自殺サイト

最近は新聞で取り上げられる事がなくなりましたが、つい最近までネット上で知り合った面識の無い人間が集まって、車内で七輪を焚いて自殺するという事件が良く報道されました。
最近は報道される事はなくなりましたが、全国でもまだまだ七輪自殺は発生しているようです。"自殺の方法は?"と聞いて帰ってくる答えが"飛び降り・飛び込み・焼身"から"飛び降り・飛び込み・七輪"に変わりそうな勢いです。自分も綺麗に死ねますし、発見時に飛び降りなどよりは他所様に迷惑を掛けないので人気?が出てきているようです。

そんな集団自殺ですが、ネットで知り合った面識の無い人間と車の中で七輪を焚いて死ぬ・・・という行動が不思議に思えます。いくらネットで親密になった所で他人は他人。ご飯を食べに行くというような軽いものではありません。

そこで自殺サイトなるものを見てきました。自殺サイトでは自殺方法と一緒に自殺する人を探すBBSをメインにしているサイト、それと死ぬ事について真面目に語り合っているサイトと2分別できました。関連するサイトでは集団自殺やネット上の自殺サイトについていろいろと書いてありました。これらについてはグーグルで検索してみれば分かります。

そして新発見ですが、これらのサイトを読んでいると眠たくなってしまう自分を発見しました。どうやら難しい文章などを読むと眠たくなってしまうようです。どのサイトも流し読み程度で終わってしまいました。なんというか物凄く熱く、時にはのんびりと論議されてます。一緒に死ぬ人を探すBBSでもパッと見た感じオフ会のノリ的な感じすらしました。私も死んだら楽だろうなーと思う事はありますが、気分転換にドライブなり、なりそれこそ死んだように眠れば復活するタイプなので心配ご無用です。真面目に死について論議しているサイトであれ何であれ、自殺サイトに行くという時点で集団催眠効果の匂いがぷんぷん香ります。

ドクター・キリコ

さてニュースで七輪事件を見た時に、ドクター・キリコを思い出した人も多いかと思います。ドクター・キリコとは6・7年ほど前に世間を騒がした人物の名前です(以下・草壁)。話は長くなるのですが、自殺サイトなどでも度々出てくる名前ですので、知っていて損は無いはずです。
まずは結論ですが24歳の女性が青酸カリを飲み自殺しました。その青酸カリはとある人物から手に入れたのですが、その人物が草壁だったのです。その草壁本人も女性が死んだ同日に死んでいます。

手塚治虫のブラックジャックという漫画に出てきたキャラクター"ドクター・キリコ"と同じ名前です。ブラックジャックは医学の力で人を救おうとしますが、キリコは安楽死によって人を救おうとします。

「安楽死狂会」というサイトがあり、そのサイトに「ドクター・キリコの診察室」という掲示板がありました。そこで草壁と呼ばれる人物が市販の薬に関する質問に答えていました。草壁の答えは市販薬で死ぬための方法ではなく、薬の致死量・成分・副作用というようなものです。掲示板のログを見てもらえれば分かりますが、市販薬で死ぬのは難しいというのが分かると思います。むしろ無駄に苦しみを味わうだけです。
さて、そんななか24歳の女性が死んだのです。問題は薬の入手先は草壁だという事でした。草壁は理工学部化学科を卒業しており、薬局に勤務していた立場を利用し薬品卸会社から青酸カリを購入していました。

ここで話が飛びますが、マスコミがこれを放っておくわけはありませんでした。草壁が青酸カリを所持しており、ドクター・キリコ診察室で薬に関する質問に答える。この2つから導かれる答えは、容易に想像できます。

「インターネットで薬物売買」

というものでした。しかし実際はどうだったのでしょうか。私は草壁という人物も知りませんし、当時ドクター・キリコ診察室には興味が無かったので掲示板全てに目を通した事もありません。ですので関係者の言葉などを集めてみたのですが、少なくとも草壁が金銭目的で青酸カリを売ったのではありませんし、自殺を助長したわけでもなさそうです。

そもそも草壁は数人に青酸カリを売っていますが、正確には保管の委託をしていたようです。委託した人にはカプセルの保管方法などの説明などに加えて「決してカプセルの蓋を開けてはならない。」と注意して5年間の期限付きで渡していたそうです。そして青酸カリの入ったカプセルの事をお守りとも呼んでいました。
そのお守りですが、渡した真相は自殺を促すためではなく「これがあるから、いつでも死ねる。今である必要は無い。だから、もう少し頑張ってみよう」と自殺志願者に思わせるのが目的だったようです。また自殺未遂者の体を考えると、理にかなっているように思えます。自殺未遂者は市販薬を大量に飲んだり(物凄い運が良くないと死にません)、手首の皮を薄く切るだけです。ガソリンを被って火をつけたり、飛び降り・飛び込みという確実な方法はそう取らないものです。

しかしお守りの保管を委託された一人がカプセルを蓋を開けてしまったのです。

この事件で興味深いのはマスコミの報道です。先に断っておきますが草壁はドクター・キリコ診察室で青酸カリを売っていたわけではありません。掲示板上では青酸カリという単語すら出てこなかったのです。青酸カリの保管委託はドクター・キリコ診察室とは全く別のところで行われていました。主に口コミで行われたそうです(間接的にネットを使ったかもしれませんが)。また草壁自身も鬱病などの経験があり、自殺に関しては真面目に考えている人間だったようです。お守りを受け取った人間が草壁に「死ねなくなってしまった。」と伝えると草壁は「だろう?そういうものなんだよ。」と答えたそうです。

しかしマスコミは「インターネットで薬物売買」という書き方をしたのです。そして草壁を殺人者扱いした所もありました。あれから数年経ち、ネットも世間に浸透しましたが未だにマスコミのネットに対する報道は変わらないように思えます。小林容疑者が起こした奈良少女誘拐事件でもエロゲ-や同人誌などを悪の根源のように報道したニュース番組もありますが、悪いのは小林本人です。
たしかにネットも危ない部分は沢山あります。しかしそれは現実世界でも一緒です。ネットよりもマスコミの方がよほど怖いように思えます。

注意:ドクター・キリコ診察室についてはかなり省略して書きました。興味がある人やもっと詳しいことを知りたい人はグーグルで調べてください。
また事実と異なる場合があります。

関係者

草壁が青酸カリを入手する際に薬品卸会社から手に入れたとありますが、こういう表現はニュースや新聞などでよく聞きます。私は薬に関する知識もないですし、人脈もありません。そういう立場からすれば青酸カリなどの薬を手に入れることの出来る草壁を羨ましいと思います。
そして草壁以外にも、一般人が手に入れることの出来ない薬を入手可能な人間は日本中にはたくさんいるはずです。そう考えると、青酸カリや睡眠薬などももっと簡単に手に入るような気もして来るのが面白いです。

購入してみる

私事になりますが、睡眠薬に物凄く興味があります。別に悪用しようというわけではなく、火曜サスペンス劇場などで犯人が睡眠薬を使って殺したい人を眠らしたりするシーンは良く出てきます。大抵はハンカチに液体状の睡眠薬を染み込ませて、後ろから口元を押えるというベタな方法です。
するとどうでしょうか?睡眠薬を嗅がされた方はあっと言う間にグタっとなってしまいます。普段から寝付くまでに10-20分の時間を要する私からすれば、一瞬で眠れるというのはとても気になります。気になるというか自分で試してみたいのです。殺人事件モノのドラマでは青酸カリも出てきますが、試したら死にますし、あれはそれほど即効性はないようです。高校時代に英語の教師から教わったのですが、死ぬまでに結構時間が掛かるようでした。それは教師が大学生時代に同級生が身をもって証明したらしいです。

11:13 薬を飲む
11:14 変化なし
11:15 めまいがしてくる
11:16 手が痺れてきた
・・・・・・・以下続く

こんな感じで11:21頃まで1分毎にメモを残していたそうです。ドラマのように青酸カリ入りの紅茶を飲んだ瞬間に首元を抑えて血を吐いて倒れるというのは無いとの事でした。

話が脱線しましたが、睡眠薬です。これを買います。睡眠薬=ネットで買うというイメージがあるのでネットで買おうと思いますが、怪しいところでは買いたくない。しかし買わない事には前に進まないので、ある程度の出費は覚悟して色々探してみました。すると怪しいルートで流れているだろう睡眠薬を買わなくても、アメリカなどでは合法の睡眠導入材なるものを発見。中には強い睡眠効果を持った代物もあるようです。

という事で、アメリカ発の睡眠導入材を買ってみることにしました。これは別のコンテンツで書きますね。なお私が騙された場合は別の記事になっていると思いますので、その時は何も無かったことに・・・・

っと、上の文章は2日前に書いたのですが、普通にお医者さんで睡眠導入材を処方してもらうという物凄く単純明快な方法がありました。もちろんいきなり強い薬は無理でしょうが、このお医者さん方面とネット通販の2つから責めてみます。

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